(photo/クラーク像)
今回は札幌の観光名所の中でも至極有名な「羊ヶ丘展望台」をご紹介致します。
広大な牧草地で緑を食む羊の傍ら、200万都市札幌の市街地を一望できるという札幌市有数の景勝地「羊ヶ丘展望台」。
平成26年度には393,387人もの利用者があり、近年では海外からの観光客の方々も多くみえているという人気のスポットです。
本記事ではその羊ヶ丘展望台の魅力に迫ってみたいと思います。
展望台からの景色
中央左に見えている近未来的なフォルムの建造物は、北海道日本ハムファイターズの本拠地として有名な「札幌ドーム」です。
手前には目に眩しい一面の緑で覆われた牧草地、その先には大都市札幌の市街地が一望でき、牧歌的な風景と近代的な景観を同時に楽しむことができる場所、それが「羊ヶ丘展望台」です。
札幌中心部から約10km、車で20分程のこの場所には戦前、月寒種羊場が設置されました。
以降、この丘の上から見える景色の素晴らしさにより、札幌の観光名所として広く知られるようになったそうです。
しかし、本来、研究目的で設置された月寒種羊場。観光客の増加は研究に支障を及ぼすものとして一時、制限が掛けられる事態に発展します。
その後、札幌市や観光関係団体が札幌の貴重な観光資源として活用するべく当時の農林水産省北海道農業試験場と協議を重ねた結果、敷地の一部が開放されることとなり、今から57年前の1959年に「羊ヶ丘展望台」が誕生しました。
札幌の名所として多くの観光客を呼び込む「羊ヶ丘展望台」も、当時の関係者の方々の熱意とご尽力によって生まれたものだと知るに至り、今、改めて感謝をする次第です。
羊ヶ丘展望台と言えば「クラーク博士」
名言|Boys,be ambitious!!
住所・地図・アクセス・電話番号・営業時間・営業期間・料金
■住所|札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
■電話番号|011-851-3080
■入場料金|大人520円/小中学生300円/未就学児は無料
◇30名以上で団体割引有。大人470円、子供270円
◇障がい者手帳お持ちの方は窓口提示で無料
◇札幌在住65歳以上の方は証明書提示で半額
■営業日・営業時間|入場受付は閉門15分前迄
◇5~6月:8:30~18:00
◇7~9月:8:30~19:00
◇10~4月:9:00~17:00
■アクセス|
◇車:新千歳空港より北広島IC~国道36号線で約40分
◇車:札幌駅より約20~30分
◇公共交通:札幌駅(東急デパート南口)よりバス乗車「89・羊ヶ丘線」約40分
◇公共交通:地下鉄東豊線「福住駅」より、バス乗車「福84・羊ヶ丘線」約10分
(2016年6月現在の情報です。ご来場の際は管理者公式情報をご確認下さい)
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