2016-07-08

北海道新幹線の駅「新函館北斗駅」のご紹介 ~駅名は「渡南函館駅」だったかも知れない?~

今回は新函館北斗駅をご紹介します。

北斗市について

北海道新幹線の開業時における暫定的な終着駅「新函館北斗駅」の所在地である「北斗市」。

実はつい10年前までは「上磯町」という町だったのをご存知でしょうか?

平成の大合併により、2006年(平成18年)「上磯町」と「大野町」の2町が合併、応募総数2,368件の中から選ばれた名称が「北斗市」でした。

尚、最終選考(6候補)に残った新市候補名称ですが「北斗市」以外では

◇青葉市(あおばし)
◇稲海市(いなみし)
◇渡島市(おしまし)
◇渡南市(となみし)
◇南渡島市(みなみおしまし)

というものでした。

また、絞り込み前の段階では「渡島中央市」や「未来市」「平和市」「温根別市」という候補もあったそうです。

それぞれの名称のイメージとしては、

◇「渡南市」「南渡島市」「渡島市」は地域の歴史、地理的イメージを表した名称としてふさわしい。
◇「青葉市」「北斗市」は将来に向けて夢や希望など明るいイメージを抱いた名称としてふさわしい。
◇「稲海市」は両町の生産基盤を基にした地域の特性を表した名称としてふさわしい。

ということですが、最終的には将来への夢や希望が込められた「北斗市」という名称が選定されたという結果になりました。

もしかしたら、今の「北斗市」は次点の「渡南市」という名称だったかも知れません。

そうなれば、駅名は「新函館北斗駅」ではなく、ひょっとしたら「新函館渡南駅」だったという可能性もあります(笑)

 

駅名決定は揉めに揉めた!

当初、仮称は「新函館駅」でした。
そして、大方の人間は最終的に駅名がそのまま「新函館駅」になるものと考えていました。

道南の中核市であるお隣「函館市」側から見れば当然のことだったでしょう。

札幌までの延伸を考慮した結果、ルート上の問題によって北海道新幹線が「函館駅」に乗り入れるという函館市民の理想は実現しませんでしたが、函館市側からすれば隣に「函館市」が無ければ、北海道新幹線が北斗市に停車する理由は薄いという主張でしょう。

「ルート上の関係で函館駅を通ることができないため、函館へのアクセスを考慮し、便宜上において北斗市に北海道新幹線の駅がつくられた」
「新幹線新駅の乗降者の殆どは函館往来が目的(札幌方面への乗り換えも含めて)」

ということからすれば、確かに駅名は「新函館駅」が妥当だと言わざるを得ません。

しかし、これに対して当地の北斗市長がもの申しました。

駅名は「北斗駅とすべきだ」との発言があり、函館市は即刻抗議、以降2年以上にも亘って北海道やJR北海道を巻き込んでの論争が繰り返されました。

事態を重く見た函館商工会議所の会頭が中間案である「新函館北斗駅」を双方に提案したいと述べたことから北海道が調整に乗り出し、その後、紆余曲折はありながらも双方がJR北海道に一任することで合意、最終的には政治決定へと進み、当初のJR北海道案であった「新函館駅」に「北斗」を入れて欲しいという北海道知事の要望が取り入れられ、ようやく決着をみました。

尚、一時北斗市側からは「北斗函館駅」という要望もあったため、ひょっとしたら駅名は「北斗函館駅」もしくは「渡南函館駅」だったかも知れません(笑)

 

新函館北斗駅周辺の状況

さて、新函館北斗駅周辺の状況をご紹介します。

少し前になりますが、2016年5月16日に現地を訪れた際の情報をお伝えします。

七飯町方面(大沼方面)から道道96号線を北斗市方面に向けて走り、北斗市に入ってから2.5km程進むと、ほぼ新函館北斗駅専用道路のような道道262号線(新駅駅前通)があります(青看板もあります)。

そこを左折すると見えてくる「新函館北斗駅」。

 


因みにH5系は東北新幹線のE5系をベースとして開発されております。(以下は「単語記事:「E5系/H5系新幹線電車」参照)

E5系は、高速試験車両「FASTECH360S(E954形新幹線電車)」で得られたデータを基にして開発された。N700系と基本構造が異なる片持ち梁の全周幌をはじめ、台車に最大1.5度の空気ばね式の車体傾斜装置の設置・中央締結式ブレーキディスクによるブレーキ機能の強化、全車に動揺防止制御装置として電気式フルアクティブサスペンション、騒音対策として15mにわたるアローラインと呼ばれる先頭形状をはじめ、多段式すり板のシングルアーム(2台。ただし通常稼働は1台のみ)・防音壁・台車を全面的に覆う防音カバーなどの装備で反映されている。

正に最新鋭の輸送技術の粋を結集してつくられた北海道新幹線!!!

そしてこれが「新函館北斗駅」です!???

多少の事前情報は入れて向かいましたが、想像以上に牧歌的な景色が広がっていました(笑)

つい私は「いや~今年も立派な作物が実るといいな~」とつぶやいてしまいました(笑)

長くなりましたので続きは次章にて

 

 

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