2016-06-02 重内平野、雲間から覗く陽光

知内町の概要(歴史とロマンの町・知内町)

(photo:重内平野-雲間から覗く陽光)

北海道の玄関口~知内町~

北海道の玄関口、青函トンネルの町、道南「知内町」は渡島半島の南西に位置する魅力にあふれた歴史ある町です。

函館市から南に約50km、海岸線を車で1時間ほど走ると見えてくるカントリーサインには「青函トンネル」と「鮭」が描かれており、左手(東側)には津軽海峡、右手(西側)には標高1,072mを誇る大千軒岳を望むことができます。

中心部には重内平野が広がり、大千軒岳から流れるミネラルに富んだ水は知内川を経て農地に潤いを与えるとともに、津軽海峡へと流れ出て豊富な海の恵みをもたらします。

また、町の総面積の約8割が森林ということから林業も盛んで、多くの木材・木製品加工所があり、デザイン性や機能性の高い家具や建具等も製造されています。

(photo:知内町の雄大な山々)

 

ニラとカキが有名

知内町は第一次産業が盛んな町です。農業では生産量・生産額で道内一を誇る「北の華」ブランドの「にら」が、漁業では他に類を見ないという外海養殖で育てられた、身の締まりが良く滋養に富んだ「知内かき」が有名で、これらは度々全国放送のテレビ番組でも取り上げられるほど、その名を全国にとどろかせています。

(photo/「知内にら釜玉」by,かき小屋知内番屋)

 

(photo/「生牡蠣」by,かき小屋知内番屋)

 

演歌界の大御所!北島三郎の出身地

日本歌謡界の至宝「北島三郎」の出身地としても有名です。大ヒット曲「北の漁場」は皆さんご存知ですよね。北島三郎がこの曲を歌う際は、津軽海峡の荒波で漁をする勇壮な男達の姿を思い浮かべているとも言われているそうです。

(photo:知内町の海-イカリカイ駐車公園より) 

 

史上初!町立高校で初めて甲子園出場を果たした知内高校

町では高校野球にも力を入れており、平成5年の第65回選抜甲子園記念大会では知内高校野球部が出場校として選出され、町立高校初の甲子園出場という快挙を成し遂げました。

(photo:町立知内高校野球グラウンド) 

 

歴史の町~知内町~

以前の記事でもご紹介しましたが、知内町は人跡が古く、日本最古の墓が発見されている他、北海道最古の神社「雷公神社」や同じく北海道最古の温泉「知内温泉」があり、また、旧幕府軍海軍副総裁の榎本武揚が箱館戦争の際に植えたとされる「武揚松」、源義経が魔神を弓矢で追ったという伝説から名前がつけられたとされる矢越岬など、多くの名所や史跡がある歴史ロマン溢れる町です。

(photo:北海道最古の神社「雷公神社」)

ライズ北海道では、記事を読まれた皆さんが「是非、知内町を訪れてみたい」と思って頂ける様、知内町の魅力を存分に発信していきたいと思います。

 

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