ワインも凄い北海道

ぶどう畑と赤ワイン、ワイングラス

2018-12-19

 

緑豊かな大自然、海の幸、山の幸、食べ物がとにかく美味しい北海道。

何を食べても大満足な北海道。

何度でも来たくなる北海道。

道外から観光でやってくる友人などに、「北海道の美味しい食べ物を教えて?」

と、よく聞かれることがあります。

 

おススメは沢山ありますが、正直どれをとっても魅力的過ぎて絞りきれません。

ネットのランキングだとだいたいこんな感じ

1位 ラーメン

2位 ジンギスカン

3位 スープカレー

4位 海鮮 ……

 

などなどまさに王道ですね!(^^)!

間違いなく美味しいです。

 

当、ライズ北海道でもそんな北海道の美味しい食べ物や溢れる魅力を様々な視点からお伝えし続けていくのがテーマでやっていますが

今回はワインについて触れてみたいと思います

ワイン…??

 

北海道でワインですか?

はてな?

そうです北海道でワインです。

実は北海道のワインってとんでもない優れモノなんです。

北海道って何でも凄いんです。

 

それでは早速ですが北海道のワインの魅力を絞ってお伝えしていきたいと思います。

 

“GI北海道”制定

皆様はワインといえばどこの国を思い浮かべますでしょうか??

イタリアはワインの生産量世界1位

スペインはぶどうの栽培面積が世界1位

フランスは品質の高さ・洗練されたワイン文化・知名度など、世界中から非常に高く評価されています。ワイン用のぶどう栽培に適している事が一番の理由といわれています。

ほぼ全土に渡ってワインが生産されており

有名な産地として南西部の「ボルドー」、東部の「ブルゴーニュ」

スパークリングワインのシャンパンでおなじみのシャンパーニュは北東部

全てフランスなんです。

 

フランスではボルドーやブルゴーニュのように法的にワインの産地を認定し、ブランド力を高めて表記を保護する活動が古くから進められています。

流石ワイン王国です。ワインが文化に溶け込んでいますね。

これを地理的表示といいます。

英語でいうとgeographical indication

「GI」と略称されます。

特定された地域内で生産され、一定の品質をみたしている事を保証する制度です。

簡単に言うと、「良いワイン」ということですね。

 

並ぶワインの瓶

遠く離れたここ日本でも、その動きは少し前から始まっています。

手短にご説明すると

「世界貿易機関(WTO)が発足した際に、ワインと蒸留酒の地理的表示の保護が加盟国に義務付けられました。国税庁が1994年に制度を制定、その後2015年に見直され清酒やビールなどすべての酒類が対象となりました。」

なるほど。地理的表示ですか!(^^)!

 

なるほど、合点がいく

 

GI認定は僅か2ヵ所のみ

日本で初めてワインがGI認定された地域は山梨県です。

流石日本ワイン誕生・発祥の地。

2013年7月26日ワインの第一号が制定され、山梨県で栽培されたブドウを県内で醸造・瓶詰したワインだけが認定されます。

 

そして第二号は何と北海道!

2018年6月28日に「GI北海道」が制定されました。

 

白ワインと瓶とコルク

 

つい最近の話ではないですか!?

 

そして、現在に至るまでワインGI認定は2例しかございません。

北海道のワインて凄い!!

北海道はワインも凄い。

 

このGI認定は北海道が良いワインの産地として認められた証拠です。

瞬く間に、北海道のワインは世界からも注目されることでしょう(期待込)。

そして、世界的なワインの産地として仲間入りを果たすことでしょう(そうなって欲しい!)。

 

でも、寒冷地の北海道ではワインに馴染みの無い人も多いのではないでしょうか?

あまり知られていませんが、実は北海道において一番広い面積で栽培されている果樹はブドウなんです。

糖度の高いワイン用のブドウを作る気候条件は、湿度が低く昼夜の寒暖差が大きいこと。

梅雨や台風が比較的少なく、冷涼な気候である北海道は、ブドウ産地として非常に適しているんですね。

 

ここ数年間で北海道ではワイナリー参入ラッシュが続いています。

事実、ワイナリーの数は約10年で2倍以上に急増しています。

 

ワイングラスに注がれる赤ワイン

 

酒類大手が道産ブドウのみを原料に使う日本ワインの事業を広げようと道内で農地取得を増やしており今後も栽培面積は広がっていくとの事。

 

結果、北海道はワインの産地としてその存在感をどんどん高めており醸造用ブドウの栽培面積は全国でも最大規模になりました。

 

その背景には表示の厳格化があるんです。

2018年10月からは原料が国産ブドウ100%でなければ日本ワインと明記できなくなっています。

道内でブドウの生産から醸造までを手掛けるワイナリーは審査に合格すると商品名に「北海道」と表記できることになります。

 

つまり、高い付加価値がつく ( ..)φメモメモ

 

そして北海道ワインのブランド力が高まる。

 

今後は地理的表示「北海道」の生産基準に定める特性・品種・製法・酒類の特性を維持するための管理に関する事項を満たしたワインだけが「北海道」の表記をすることが出来ます。

 

地理的表示マーク

その地理的表示マークはこちら

地理的表示マーク

 

どうです??北海道ワインに興味が湧いてきませんか?

 

重複しますがここでおさらい

地理的表示「北海道」使用管理委員会は国が地域ブランドを保護する地理的表示(GI)で「北海道」と表記できるワインの銘柄を発表しました。

北海道ワイン㈱(北海道小樽市)など10社の98銘柄が認定を受けており、以降順次、商品名や産地に北海道と明記して販売する事になりました。内訳は赤ワインが47銘柄、白ワインが44銘柄。ロゼワインが7銘柄。(更に第二回認定にて、赤ワイン5銘柄、白ワイン7銘柄、ロゼワイン3銘柄が認定されました)

認定には原料が道産ブドウ(全57品種)100%であるほか、道内で製造・貯蔵・容器詰めすることが条件です。

 

まずます注目が集まる北海道ワイン

今後ますます目が離せない北海道ワイン。

 

ライズ北海道では北の旬をご紹介、お届けしています。

GI認定で世界に羽ばたく北海道ワインを皆様にお届けしたい一心から

この度、取扱いを開始しました。

私自身も今後ワインについて勉強していきたいと思いますので

皆様どうぞ宜しくお願い致します。