札幌に夏の訪れを告げる「YOSAKOIソーラン祭り」~多くの感動を呼ぶドラマがそこにある~

達成感に満ち溢れたYOSAKOIソーラン祭りの踊り子
2016-07-27

 

観客数200万人を超えるお祭り「YOSAKOIソーラン祭り」とは?

ある一人の大学生の想いが多くの人々の心を揺り動かし、ついには観客数200万人を超えるまでとなった札幌市の一大イベント「YOSAKOIソーラン祭り」。

初夏の風物詩となったこのお祭りの期間中は、メインステージのある大通公園を中心に市内各会場を移動する踊り子たちの色鮮やかな衣装が札幌の街を彩ります。

1992年に会場数3、参加10チーム、参加者数1,000人の規模で始まったYOSAKOIソーラン祭りも、今年2016年に行われた第25回開催では会場数20、参加280チーム、参加者数28,000人もの規模にまで拡大し、今では札幌の初夏に無くてはならない重要な観光イベントとなりました。

今年の第25回開催では205万4,000人もの観客を動員、もちろん観客動員数に比例してその経済効果も大きく、毎年200億円をも超える効果が北海道にもたらされていると試算されています。

 

躍動するYOSAKOIソーラン祭りの踊り子たち

 

例年、道外からも多くのチームが参加、また毎年のように海外からの参加チームもあり、近年では国際的なイベントとしても定着しつつあるYOSAKOIソーラン祭り。

尚、基本的な参加ルールは至極簡単で

「手に鳴子を持って踊ること」
「曲にソーラン節のフレーズを入れること」

大きくは演舞と演出の点でこの二つを守ればあなたもYOSAKOIソーラン祭りに参加できます!
(その他詳細は主催者情報「YOSAKOIソーラン祭り公式サイト」をご確認下さい)

 

優雅に踊るYOSAKOIソーラン祭りんの踊り子たち"

 

25年前、数人が起こした小さな波はやがて大きなうねりとなり、多くの人々の心を震わせ感動を呼ぶ新たなストーリーが創り出されました。

尚、ストーリーは人それぞれ。

ステージ上でほとばしる情熱、躍動する魂、そして踊り子を讃え、共感し、その熱を共有するオーディエンスたち。
舞う者と見届ける者が一つになり、自らの夢に彩りを与え、輝かせ、そして昇華させる。

例年まだ肌寒い初夏の札幌。

色とりどりのストーリーが市内を包み、その熱量が本格的な夏の訪れを予感させます。

 

豪快に踊るYOSAKOIソーラン祭りの踊り子

 

今年の優勝チームは道外勢!

1992年の第1回開催では高知県から参加した「セントラルグループよさこい踊り子隊」がYOSAKOIソーラン大賞を受賞しました。
以降、第2回開催から昨年の第24回開催までは道内勢が大賞を独占してきましたが、今年の第25回開催では愛知県から参加したチーム「笑”(じょう)」が道外勢として24年ぶりにYOSAKOIソーラン大賞を受賞しています。
日進月歩、各チームは高みを目指し、振付や演出のレベルは向上し続け、今や非常に高い次元での争いとなったYOSAKOIソーラン大賞。

果たして、来年26回開催では道内勢が栄冠を取り戻せるのか?再び道外勢の手に渡ってしまうのか?
開催地としての威信を掛けた道内勢の演舞、YOSAKOIソーラン大賞の行方が見どころです。

 

会場では北海道の食も楽しめます♪

軽快に飛び回るYOSAKOIソーラン祭りの踊り子たち

 

楽しみ方も人それぞれ。

YOSAKOIソーラン祭りでは、桟敷席に座ってじっくりと演舞を楽しむことができます。

 

YOSAKOIソーラン祭り会場では美味しい食事も楽しめる

 

また、毎年大通会場では(今年は5丁目・6丁目)「北のふーどパーク」が催され、北海道内外の名物料理を楽しむこともできます。

もちろん、お祭り期間中でも大通公園名物「とうきびワゴン」は出動しております!(大忙しの様子でした)

更に7丁目の「ワオドリスクエア」では観客も飛び入り参加をして踊ることができます。
一たびソーラン節のリズムに合わせて鳴子を振れば、貴方もYOSAKOIソーランの参加メンバーです!

 

YOSAKOIソーラン祭り会場で食べた知内かき

 

尚、今年の「北のふーどパーク」では、以前の記事「知内町の「かき小屋知内番屋」に行ってきました(1)」でご紹介した、かき小屋知内番屋を運営されている「K.A.M rich foods」さんも出店されていました。
「北海道知内町産 蒸し牡蠣」を頂きましたが、蒸し方と塩加減が絶妙でふっくらプリプリに仕上がっていました。
知内町ブランドの名前が広がり、より多くの方にその美味しさを知って頂く貴重な機会になったものと思います。
改めて、K.A.M rich foodsさんにお礼申し上げる次第です。

 

YOSAKOIソーラン祭りに参上!双嵐龍ソーランドラゴン

 

こんなヒーローも会場を盛り上げていました。

その名も「双嵐龍~ソーランドラゴン」!

小さな子供たちとの撮影に快く応じておられました。

 

YOSAKOIソーラン祭りを楽しむ未来の踊り子

 

何と!大通8丁目のメインステージにはこんなかわいい演舞者も出演していました。
世代を超えて楽しめるお祭り、それが「YOSAKOIソーラン祭り」です!
彼らの情熱によって歴史が受け継がれ、更なる伝説が生まれる予感(笑)

 

YOSAKOIソーラン祭りで感動のステージを

 

 

ドラマはまた次のステージへ

毎年、様々な出会いが生まれ、熱い想いが交錯し、一つの大きなドラマが完結するYOSAKOIソーラン祭り。

祭りが終わったその瞬間から、また次のドラマが始まっています。

北海道新幹線が札幌に繋がる2031年、この祭りは更なる盛り上がりを見せていることでしょう。

来るべき2017年の第26回開催、まだこのお祭りをご覧になっていない方は是非とも会場に足を運んで頂き「歴史の目撃者」になって頂ければと願っております。

 

住所・地図・会場・アクセス・電話番号・開催時期(期間)

◇住所|<YOSAKOIソーラン祭り組織委員会>
札幌市中央区北1条西2丁目北海道経済センター4階
<メインステージ>
札幌市中央区大通公園西8丁目
◇電話番号|<YOSAKOIソーラン祭り組織委員会>
011-231-4351
◇開催時期:毎年6月第2日曜日を最終日として調整
◇開催期間:前項の週で水曜~日曜の5日間
◇会場:2016年-大通南北パレード会場、道庁赤れんが会場、札幌四番街会場(駅前通)、FUNKY!すすきの会場、JR札幌駅南口広場会場、サッポロファクトリー会場、白い恋人会場の他、札幌市内全20会場


<地図|大通公園西8丁目会場(メインステージ会場)>

注:情報は2016年開催時のものです。詳細につきましては主催者情報「YOSAKOIソーラン祭り公式サイト」をご確認下さい。

2025年の第34回開催に関する期間・日程・概要等については未定です。

決定し次第、更新いたします。